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2011年8月30日

下流工程のコーダーとしての立場から一言

今日は下流工程のコーダーとしての立場から。

コーディングができないデザイナーのつくるWEBデザインは、ひどい。

デザインする対象の構造、性質がわかってないのだから、見よう見まね、浅い知識の継ぎ接ぎでつくるしかない。
そんなんだから、ろくものが作れるわけがないのは当然なのだけど、そういうひとがWEBのデザインをしていることが多いのが現実。
デザイナーがダメでも企画・構成を作るディレクターがわかってればまだいい。
ディレクターも知識が無い場合は、企画・構成の段階からぐちゃぐちゃ。お手上げ。
企画・構成の段階でコンサルティングできたらいいのになぁ。

さらにデザイナに必要な知識にjavascriptが求められている。今後は確実に、できる人とできない人の線引きが強くなる。
インタラクティブなデザインをつくるのに、どう動くのか、どういう仕組みが作れるのかという知識が求められるのは当然で、
わかってるひとがつくったデザインは組みやすいし、わからないひとがつくったデザインは穴だらけ。

htmlを知らないデザイナー << htmlの組めるデザイナー <<<壁<<< 正確なhtml+cssが組めるデザイナー <<< jQueryのプラグインを使えるデザイナー <<<<高い壁<<<< jQuery使ってプログラミングできるデザイナー <<<<<越えられない壁<<<< システム組めるデザイナー

ぺらっとした会社概要とかの簡単なページなら、htmlを知らないデザイナーでも見よう見まねでなんとかなっちゃう。
なとかなっちゃうのがいけないんだろうな。

いままでの経験上、デザイナーの割合的には
50% htmlをかろうじて組めるデザイナー
30% html+cssをなんとか組めるデザイナー
10% 正確なhtml+cssが組めるデザイナー
07% jQueryのプラグインを使えるデザイナー
02% jQuery使ってプログラミングできるデザイナー
01% システム組めるデザイナー
ってかんじ。最後は1%もいなんだろうな。

これ、あくまでもWEB制作に関する技術・知識的にってことだけど、デザイン自体のセンス、技量も同じく比例する感じ。
技量があがるほど、人日単価もあがるだろうけども、プロジェクト全体の工数的には無駄が少なくなって下がるはず。


上流工程の中の人にお願い。
上流工程でWEBのことちゃんと分かってる人を1人入れてくれないと、下流は大荒れですよ。

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